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[MHW:I]響周波【龍】って強いの?

使えないのでは?

という声をよく聞く。が、少しくらい光るところがあるだろうと思って色々調べてきたので報告する。ゆるく解説してるので、「この場合はそうとも言えないのでは?」みたいなケースもあるが許してほしい。

性能

狩猟笛Wikiの情報をまず参考にした。
記載されたモーション値、龍属性値を自分で検証し両方正しい事を確認。スタン値は検証していないが、響周波【龍】でスタン取れることを確認しているので多少なりともありそう。龍封があるかは色々試したけど今のところわかってない。龍封力:特大、のようなすごい効果もなさそう。。。
Wikiにあるように、【龍】の打撃部分は音波と同様のダメージ計算式、属性部分の計算式が
属性値/10×基礎攻撃力/100×属性肉質/100(各種補正も適用される)
というのも合ってそう。 剣士なのにボウガンと似た計算式というのは何か意図を感じる。おそらく、通常の剣士の属性計算式(属性値/10×斬れ味係数×属性肉質/100)だと弱すぎる強化しにくいのを考慮してではないかと思われる。この計算式で何が嬉しいかというと、

  • 武器の攻撃力やスキルによる物理強化があがれば龍属性ダメージも増加する。
  • 当然龍属性攻撃力UPスキル、属性加速スキル、属性攻撃力UP旋律ものる
と、色々強化が乗る事だろう。(属性会心乗らないじゃんは言わない約束)
※【2020/10/28一部編集】スキルなどでも威力が向上するとわかりやすいように表現を変えた。

ただ、どんなに強化しても龍属性と相性が悪いモンスターでは龍属性ダメージがゼロにちかくなってしまうのを避けられない。また、トレーニングルームの柱の龍肉質30と同じかそれ以上に龍に弱いモンスターがほぼMHW:Iにいない…


響周波【打】との比較


響周波【打】響周波【龍】
【打】とのモーション値差の割合
モーション値モーション値龍属性値
1重504560010.00%
2重10065120035.00%
3重15085180043.33%
響周波【龍】が【打】を上回るためには、龍属性ダメージ部分がモーション値の差分以上を埋める必要がある。
上の表では、1重演奏の龍属性値600が【打】の10%以上のダメージを出さないと【打】よりダメージで劣る、ということになる。

肉質がいくらなら強いの?

また響周波【打】との比較になるが、さきほどのモーション値差の割合を見てほしい。
【打】の10%を龍属性ダメージが埋められれば【打】と同等のダメージになるのだが、では打撃肉質・属性肉質はどれほどだったら【龍】に勝ち目があるのか?
上で説明した打撃ダメージの計算式は音波のダメージ計算式と同様、モーション値×総攻撃力/100×打撃肉質/100×1.05である。この計算式に乗っ取った【打】のダメージの10%を龍属性ダメージが上回ればよいので、以下の不等号式が成り立つ。
※【2020/10/28追記&編集】
計算式はあっていたが計算結果が誤っていたため一部編集している。
また、表現がややこしかったので「攻撃力」という表現に注釈をつけた。
何度も編集して申し訳ない・・・。

例)1重【打】と1重【龍】の場合 、打撃肉質をa、龍属性肉質をbとする
※ここで攻撃力=強化込みの攻撃力から狩猟笛武器係数4.2を割ったものである。
50×攻撃力/100×a/100×1.05×0.1 ≦ 600/10×攻撃力/100×b/100
これを計算すると、 b ≧ 0.0875a となり、打撃肉質の8.75%以上龍属性肉質が攻撃部位にあれば【龍】のほうがダメージが高くなると言える。
たとえば、紅蓮滾るバゼルギウスの頭の打撃肉質は45、龍属性肉質は5(めがーぬ調べ)なので、5/45≧8.75%となり、響周波【龍】の方がダメージが上となる。
これと同様の計算を2重・3重響周波でも行うと
2重:打撃肉質値の30.6%分の龍属性肉質値
3重:打撃肉質値の37.638.0%分の龍属性肉質値
となる。
モンハンは物理肉質が45以上のところを攻めるのが定石なので、その部位の龍属性肉質値が打撃の3割、4割近い値のモンスターは結構すくない。ハンターノートで龍弱点★2の古龍でも4割は厳しいかもしれない。わかりやすく龍に弱いのはレイア・レウスくらいだろう。希少種は龍全然効かない。厳しい…さよなら2重、3重の響周波【龍】君…
ただ、1重の8.75%という値はかなり緩いので、ハンターノートで弱点に★1ついているモンスターならだいたいこれを上回ると考えてもいいくらいである。ようやくいいところが見つかったか?

赤橙旋律の笛での【龍】運用方法

響周波【打】と響周波【龍】のハイブリッドで重ね掛けをすると【打】だけの場合よりダメージが出ることが多い。
例えば【打】【龍】の2ストック重ね掛け、【打】【打】【龍】の3ストック重ね掛けをすると通常演奏効果でのダメージ、重ね掛け効果のダメージともに【打】だけの場合より大きくなる。
なので、相手の龍肉質が0でないことがわかっている場合は積極的に演奏コンボに【龍】を混ぜていくことをおすすめする。スタンを早く取りたい場合は迷わず【打】だけど。

赤がない橙持ちの笛

こちらは響周波コンボと響音ループとどっちが強いかの比較をすることになる。の前に、緑橙、黄橙、空橙、青橙の旋律を持つ笛はほとんど属性を持つ笛で、その属性に特化したようなスキルを組んだ場合【龍】そのものが正直…ああこれ以上言ってはいけない。
だけど、コンボに組み込めないかというとそうではない。2重以上の重ね掛け【龍】を避けるようなコンボなら、響音ループよりも大きなダメージを出せる(ことが多いはず)。
たとえば、
  • スタンプ→演奏→響周波【龍】→追加前方演奏→響周波【龍】
  • 演奏→響周波【龍】→響周波【龍】→追加後方演奏(最後の重ね掛け【龍】はしないかマグレ当たりを狙うか)
  • 右ぶんまわし→響音攻撃→柄攻撃(橙ためる)→柄演奏→響周波【龍】→追加左演奏
などは、スタン時でも響音ループの代わりに使うことができる。
しかし…ここまで書いててなんだが、属性笛を持っている場合でその笛の属性だけ強化している場合は響音ループの方がいいと思う。黄橙旋律を持つ笛であれば響周波も属性攻撃力UP旋律の恩恵が受けられるのでどちらでもよさそうだが…

結論

  • 1重なら響周波【打】の代わりができそう、古龍ならだいたいOKだろう
  • 2重3重の響周波【龍】を使うなら龍属性弱点のモンスターのみ、それ以外なら他の技か、追加演奏の打撃部分を当てるコンボを使おう
  • めんどくさかったら響音ループ












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